精麻龍について

精麻龍

龍職人が創る、特別な精麻龍

精麻の龍(聖麻龍神注連縄)

聖麻龍神注連縄(せいあさりゅうじんしめなわ)では、400年続く栃木県の麻農家の「精麻(せいま)」に【秘伝の波動水】をふんだんに吹き付けて、さらに洗練された高次波動に仕上げた『聖麻(せいあさ)』を使っています。素材から撚り、組付けまですべての工程を伝えびとの手技のみで完成させます。龍の命の象徴である目にはお好みのパワーストーンを採用しておりますので、お好きなパワーストーンをお選びいただけます。

精麻(せいま)とは

精麻とは、大麻草の茎の表皮を取り除き、中の靱皮(じんぴ)部分だけをきれいに精製した繊維のことです。独特の光沢と強靭さを持ち、古くから日本人の生活と文化に深く根ざしてきました。神道で麻は「神様の宿る神聖な繊維」とされ、神職の衣なども麻で作られています。また、お祓いの時に使用する幣や鈴緒などにも使われています。邪気払いや魔除けの効果があるとされています。

現在、大麻草の栽培は厳しく規制されていますが、精麻は日本の伝統文化や神事になくてはならない素材として、特定の農家で許可を得て栽培・生産されています。特に、栃木県鹿沼市産の「野州麻(やしゅうあさ)」が有名で、国内の精麻生産の多くを担っています。

歴史と用途

日本の歴史において、精麻は非常に身近なものでした。

  • 縄文時代から:日本で最も古い麻の使用例は、縄文時代の遺跡から発見された大麻製の縄とされています。
  • 生活に不可欠な素材:江戸時代以前は、綿が普及するまで庶民の衣類や、魚網、釣り糸、太鼓の縄など、暮らしのあらゆる場面で使われてきました。
  • 伝統工芸と文様:「麻の葉模様」は、丈夫ですくすく育つ麻にあやかって、子どもの健やかな成長を願う文様として着物などに使われました。

スピリチュアルな意味と浄化の力

精麻は、古来より「神聖な植物」として、強いスピリチュアルな力を持つと信じられてきました。

  • 穢れを祓う神聖な存在 精麻は、そのまっすぐな成長ぶりと強い生命力から、神聖な力や霊力が宿ると考えられてきました。神道の世界では、塩や水でも祓えない穢れ(けがれ)を祓う(はらう)ことができる、最も強い浄化力を持つ素材とされています。伊勢神宮のお札「神宮大麻」や、神職が振る「大麻(おおぬさ)」、大相撲の横綱のしめ縄など、今もさまざまな神事で欠かせない役割を担っています。
  • 依代(よりしろ)としての役割 精麻は神様が宿る「依代」としても用いられます。その繊維に触れることで、心身のエネルギーが整い、空間の波動を清めると言われています。精麻を編んだ飾り物などを飾ることで、その場所がパワースポットのような清らかな空間になるとも考えられています。
  • 魂の成長を助ける 精麻の持つ高波動は、私たち自身の波動を高め、魂の本質と繋がることを助けてくれます。瞑想や内省を深めたいとき、お守りとして身につけることで、内なる声に耳を傾け、より良い人生へと導いてくれるでしょう。

このように、精麻は日本の歴史と文化を支えてきただけでなく、私たちの心身や魂にも深く関わる、特別な力を持った植物なのです。